薬の必要性
7月4日の木曜日、心療内科の診察に行きました。
主治医とはもう10年以上の付き合いです。
過去、抗うつ剤を全く飲まなくてよくなったことが何度かありました。
でも、会社で色々なことがあって、調子を崩しました。
主治医の私の見立ては、仕事に行くと調子が悪くなるから、抗うつ剤と抗精神病薬を飲み続ける必要がある、というものです。
確かに、うつは何度も再発しました。
そして、私は今でいうHSP(主治医はこの言葉は使いません)で、それによって被害妄想的になってしまうことがあるのは事実です。
一方で、今回のように気楽な長い休職をするのは、初めてです。
休むことによって良くなることもあるかもしれない。
会社も、私も、その可能性にかけています。
主治医は、休職前と休職後で同じ薬を飲んでいたら、何も治療をしていないということになるのではないかと言いました。
それは、医師ならではの視点ではないかと思います。
診察では言えませんでしたが、会社の人たちは、休職前と後で薬が同じ、また増えていた場合には、「まだ治っていない」と判断するのではないでしょうか。
主治医は今回は、新しい抗うつ剤を試すのを見送りましたが、今の薬だけでは不十分だと思っていますから、次回以降はまた何か薬を勧めてくるかもしれません。
それは、私の本意ではありません。
今まで何もかも主治医の言うことを真に受けてきたわけではありません。
でも、おおむね信頼して診察を受けてきました。
今回、考え方の違いをありありと感じて、なんだか、もやもやします。
患者の話はよく聞いてくれる人ですから、次回も薬を減らしたいと思っていることは伝えようと思います。
今回処方されている薬です。